自称山崎賢人似26歳日記

自称山崎賢人似の26歳の日記です。彼女はいます。

ぼくのメジャースプーン 辻村深月著

https://www.weblio.jp/content/%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%B3

 

メジャースプーン

コーヒーの豆・粉を計るスプーン
7g用や10g用など、メーカーによって規格まちまちなので、1杯あたりどのくらい分量が入るスプーンなのか確かめてから使うと良い

 

メジャースプーンとは、

いわゆる「大さじ」「中さじ」「小さじ」などの、粉末とか液状のもの調味料などの分量を測るものである。

 

「大さじ」は15cc

「中さじ」は10cc

「小さじ」は5cc

とそれぞれのさじで測れる分量は決まっているものである。

 

でも、人の心や器の大きさっていうのは、人それぞれあって、女の子はこう男の子はこう、

おじいちゃんは、おばあちゃんは、、、なんて決まり切って決められているのもではない。

 

本当に、人それぞれある。

「人それぞれの正義がある」

 

しかし、正義とは何だろう。

行動の動機付けが他者であること?

社会的貢献度の高いこと?

他者の幸福を願った行動であること?

 

まあ、確かにそんな「自分ではない何かを思う気持ち」が行動の動機付けになることも

なくはないかもしれないが、

 

本当は誰だって

「自分が大好き」

だし

「他人のことなんてどうでもいい」

ものだ。

 

なのに、

最もなことであるかのように、自分語りをしたくなるのが人というもの。

 

ほんとは、

そんな立派な大義名分なんてないんだ。

全部自分のため。

 

でも、でも、実はそれは悪いことではないんだ。

というのが、この本で最後に語られている。

 

この教授からのメッセージが最高にグッとだったので

紹介してこの駄文の締めくくりとする。

 

人が持っているエゴ

虫の良さ

利己的な心

繋がりたいがための身勝手な言葉・こじつけ

 

秋元教授

 

馬鹿ですね。責任を感じるから、自分のためにその人間が

 必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。

 そうやって、『自分のため』の気持ちで結びつき、

 相手に執着する。

 その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです。

 

自分のエゴで、自分の都合で、時に結びつき、時に離れ、

 互いを必要とする気持ちに名前を与えてごまかしながら、

 僕たち人間は発展してきた。.....

 ふみちゃんが悲しいことが、苦しいことが、

 本当に嫌だったんでしょう?

 それを愛と呼んで何がいけないんですか?」

 

うーん。秋元先生。ナイスミドル。

物語中ずっと冷静で時に冷徹な一面を見せていた秋元先生が、

最後に愛について語るというのがたまらんです。